桃隠玄朔(読み)とういん げんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃隠玄朔」の解説

桃隠玄朔 とういん-げんさく

?-1461 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。永享(えいきょう)(1429-41)のころ京都妙心寺の日峰宗舜(にっぽう-そうしゅん)の法をつぐ。讃岐(さぬき)(香川県)の慈明庵で3年間をすごし,ついで伊勢(いせ)(三重県)の朝倉氏の招きで大樹寺開山(かいさん)となった。享徳3年隠退。寛正2年死去。京都出身。諡号(しごう)は禅源大沢禅師。著作に「桃隠集」「桃隠禅師語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android