桃隠玄朔(読み)とういん げんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃隠玄朔」の解説

桃隠玄朔 とういん-げんさく

?-1461 室町時代の僧。
臨済(りんざい)宗。永享(えいきょう)(1429-41)のころ京都妙心寺の日峰宗舜(にっぽう-そうしゅん)の法をつぐ。讃岐(さぬき)(香川県)の慈明庵で3年間をすごし,ついで伊勢(いせ)(三重県)の朝倉氏の招きで大樹寺開山(かいさん)となった。享徳3年隠退。寛正2年死去。京都出身。諡号(しごう)は禅源大沢禅師。著作に「桃隠集」「桃隠禅師語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android