デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑原北林」の解説 桑原北林 くわばら-ほくりん 1790-1844 江戸時代後期の儒者。寛政2年生まれ。生家は武蔵(むさし)児玉郡(埼玉県)の農家。茶や塩をあきなう桑原家の養子となるが,家業をきらい江戸にうつる。朱子学をまなび,私塾をひらく。書もよくした。天保(てんぽう)15年7月24日死去。55歳。明治38年外孫平山成信が詩集「北林遺稿」を刊行。本姓は峰岸。名は灑。字(あざな)は麗水。通称は嘉蔵。別号に蓼注。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例