桔梗科(読み)ききょうか

精選版 日本国語大辞典 「桔梗科」の意味・読み・例文・類語

ききょう‐かキキャウクヮ【桔梗科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約七〇属二〇〇〇種あり、世界の温帯亜熱帯および熱帯の山岳地に生育する。多年草で、木本のものも少数ある。葉は互生し托葉がなく通常乳液がある。多くは総状花序、集散花序をなす。花は両性左右相称または放射相称で五数性。萼(がく)は五裂。花冠は合弁で筒状になり先端五裂。雄しべは五、葯は内向きに裂開、また、時に合着する。秋の七草の一つであるキキョウはこの仲間で、根は薬用となる。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android