桜井 祐一(読み)サクライ ユウイチ

20世紀日本人名事典 「桜井 祐一」の解説

桜井 祐一
サクライ ユウイチ

昭和期の彫刻家



生年
大正3(1914)年8月24日

没年
昭和56(1981)年11月4日

出生地
山形県米沢市

主な受賞名〔年〕
長野県野外彫刻賞〔昭和52年〕,中原悌二郎賞〔昭和54年〕,高村光太郎展優秀賞〔昭和55年〕

経歴
昭和7年平櫛田中に師事し、8年日本美術協会展で受賞。9年日本美術院研究所に学び、院展に初入選。14年第3回文展に「男子立像」が初入選。21年院展で日本美術院賞を受賞した。30年日本美術院同人となり、36年院展彫刻部が解散、S・A・S彫刻家集団結成後、38年国画会に合流して会員となった。41年第3回国際現代彫刻展(パリ)、現代日本美術展などに出品写実に基づく新味ある作風で52年長野市野外彫刻賞、54年「レダ」で中原悌二郎賞を受賞。代表作に「ネグリジェの女」(35年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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