梶屋敷村(読み)かじやしきむら

日本歴史地名大系 「梶屋敷村」の解説

梶屋敷村
かじやしきむら

[現在地名]糸魚川市梶屋敷

はや川河口左岸に位置する。西は田伏たぶせ村、南は田屋たや村、対岸中宿なかしゆく村。北陸道沿いの集落である。中世末は、田屋村田伏村とともに、南方かな(一九六・七メートル)にある金山城の城下町を形成していたとみられ、地名鍛冶屋敷から転化したとされる。寛永七年(一六三〇)のものとみられる午年年貢皆済状には「田屋村之内 鍛治屋敷村」とあり、租率六ツ八分、ほかに現物納として大豆二石二斗余・油荏二斗余・胡麻五升余がある(糸魚川市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む