日本歴史地名大系 「梶山田村」の解説 梶山田村かじやまだむら 広島県:尾道市梶山田村[現在地名]尾道市原田(はらだ)町梶山田小原(おばら)村の西南にあり、本郷(ほんごう)川の流域に平坦地がひらけ、南部の小味(こみ)組にも平坦地が広がる。村域の大部分は山地で、最高峰は西部にある標高三八二・八メートルの摩訶衍寺(まかえんじ)山。村内には小古墳が散在する。中世には杉原氏の勢力下にあり、のち毛利氏の領国となった。元和五年(一六一九)の備後国知行帳では高八六〇・四一七石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報