森ノ前遺跡(読み)もりのまえいせき

日本歴史地名大系 「森ノ前遺跡」の解説

森ノ前遺跡
もりのまえいせき

[現在地名]近江八幡市白鳥町・堀上町

白鳥しらとり川左岸の自然堤防上、標高約九〇メートルの地点にあり、昭和五八年(一九八三)以降六次にわたって発掘調査が実施された。弥生時代から江戸時代にわたる複合遺跡で、とくに平安時代が盛行期と考えられ、同時代の多くの遺構遺物が確認された。これ以外の時期の遺構としては古墳時代前期と考えられる方形周溝墓一基が四次調査で発見され、また河道跡やそのほかの遺構に弥生時代前期・後期、古墳時代中期・後期の遺物が混入、各調査区より検出された平安時代以外の多数の柱穴群は、この時期の所産とみられ、掘立柱建物より構成される単一型集落が想定できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む