森二鳳(読み)もり じほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森二鳳」の解説

森二鳳 もり-じほう

1818-1891 江戸後期-明治時代の日本画家。
文政元年生まれ。森一鳳(いっぽう)の養子円山派画法をまなぶ。諸国を遊歴,維新後は大阪,堺にすみ,人力車に浮世絵をえがいて生活。明治23年東京博覧会において皇太后面前揮毫(きごう)した。門人望月金鳳(きんぽう)。明治24年1月12日死去。74歳。京都出身。本姓は滋賀。名は良。字(あざな)は士綱。通称は範三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android