20世紀日本人名事典 「森克己」の解説
森 克己
モリ カツミ
昭和期の日本史学者 元・中央大学教授;元・九州大学教授。
- 生年
- 明治36(1903)年9月26日
- 没年
- 昭和56(1981)年4月26日
- 出生地
- 長野県下高井郡豊郷村(現・野沢温泉村)
- 学歴〔年〕
- 東京帝大文学部史学科〔昭和4年〕卒
- 学位〔年〕
- 文学博士(東京帝大)〔昭和20年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 西日本文化賞〔昭和24年〕
- 経歴
- 東京帝大史料編纂官を経て、満洲の建国大助教授となり、昭和18年教授に就任。戦後、22年九大教授、27年横浜市立大、28年東京都立大、34年中大、49年愛知学院大の教授を歴任。他に日本古文書学会会長、東方文化研究協会常務理事、文部省大学設置審議会委員などを務めた。また44年から通算5年間、皇太子時代の天皇明仁に進講。主著に「日宋貿易の研究」、「森克己著作選集」(全6巻 国書刊行会)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報