森大学助(読み)もり だいがくのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森大学助」の解説

森大学助 もり-だいがくのすけ

1575-1641 江戸時代前期の弓術家。
天正(てんしょう)3年生まれ。日置流雪荷派の伴道雪門人。駿河(するが)大納言徳川忠長の弓頭となり,三十三間堂で434本の矢をとおしたという。主家の改易信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)藩にあずけられ,子孫は松代藩士となった。寛永18年4月5日死去。67歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。名は重正,忠時。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android