精選版 日本国語大辞典 「植字版」の意味・読み・例文・類語 うえじ‐ばんうゑジ‥【植字版】 〘 名詞 〙 活字を組んで作った印刷版。朝鮮から伝来した印刷方式で、応永年間(一三九四‐一四二八)に行なわれた形跡もあるが、盛んになったのは文祿の役(一五九二)以後。江戸時代にはいってすたれたが、幕末から木や銅にかわって鉛活字を用いるようになり、活版として進歩した。一字版。活字版。活版。[初出の実例]「活版 ウヱジハン」(出典:名物六帖(1727‐77)器財箋) しょくじ‐ばん【植字版】 〘 名詞 〙 活字を並べ組んだ印刷板。活版。〔和蘭字彙(1855‐58)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例