旺文社世界史事典 三訂版 「植民地分界線」の解説
植民地分界線
しょくみんちぶんかいせん
demarcation line
これにより,ポルトガルは東方,スペインは西方新大陸へという新航路の開拓の方向が定まった。翌年,両国の直接交渉によりトルデシリャス条約を定め,分界線は西へ移動し,ポルトガルはブラジルの支配権を得た。この分界線は,オランダ・イギリス・フランスの海外進出の開始によって,その意義を失った。
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