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楊岐派 ようぎはYang-qi-pai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楊岐派
ようぎは
Yang-qi-pai

中国禅宗五家七宗の一つ。楊岐方会開祖とし,門下に白雲守瑞,保寧仁勇らの英才が出て,宗風が大いに栄えた。宋代以後,曹洞雲門各派と対峙して,長く後代に流通した。日本禅宗 24流のうち,20流はこの派に属する。

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デジタル大辞泉の解説

ようぎ‐は〔ヤウギ‐〕【×楊岐派】

臨済宗の一派で、中国禅宗の五家七宗の一。臨済宗第七祖の楚円の門下である楊岐方会(ほうえ)を祖とし、宋代におこった。日本では、禅宗二四流の中で道元慧日(えにち)・永璵(えいよ)・栄西の四派を除いてこの系統に属する。楊岐宗

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大辞林 第三版の解説

ようぎは【楊岐派】

中国禅宗五家七宗の一。臨済宗の一系。宋代以後の同宗の主流。北宋の楊岐方会ようぎほうえを祖とする。日本の臨済宗は、栄西の千光派以外、この派に属する。

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世界大百科事典内の楊岐派の言及

【臨済宗】より

…これに対し,頓悟を説く南宗禅では,青原行思(せいげんぎようし),南岳懐譲(なんがくえじよう)らの逸材が輩出し,青原の門流から曹洞(そうとう)・雲門・法眼(ほうげん)の3宗,南岳の系統から臨済・潙仰(いぎよう)の2宗が生まれ,これを五家という。 臨済宗は臨済義玄(臨済)に始まり,会下(えか)の黄竜慧南(おうりようえなん)の黄竜派,楊岐方会(ようぎほうえ)の楊岐派の2流を生じ,五家と併せて七流とも呼ばれている。臨済宗は宋代の士大夫(したいふ)階層の支持を得てしだいに隆盛におもむき,初め黄竜派が発展したが,のち楊岐派がこれに代わった。…

※「楊岐派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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