デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠瀬清蔭」の解説 楠瀬清蔭 くすのせ-きよかげ 1743-1790 江戸時代中期の武士。寛保(かんぽう)3年生まれ。土佐高知藩士。和漢の学を谷真潮(ましお)に,暦学を川谷薊山(けいざん)にまなび,絵画,砲術にもひいでる。明和3年藩役所筆役。谷をたすけて藩財政の運営に功績をあげ,勘定頭にまでのぼった。寛政2年7月11日死去。48歳。初名は安信または正信。字(あざな)は子樹。通称は六郎左衛門。号は南溟。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例