極まり無い(読み)キワマリナイ

デジタル大辞泉 「極まり無い」の意味・読み・例文・類語

きわまり‐な・い〔きはまり‐〕【極まり無い】

[形][文]きはまりな・し[ク]この上なくはなはだしい。「不衛生なこと―・い」「巧妙―・い手口
[類語]限りない茫洋無際限無制限無限無量無辺底無し底抜け果てしない止め処ないエンドレス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「極まり無い」の意味・読み・例文・類語

きわまり‐な・いきはまり‥【極無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]きはまりな・し 〘 形容詞ク活用 〙 限りがない。この上もない。はなはだしい。
    1. [初出の実例]「今は宮に還ると聞て悦び无極し」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. 「或人、〈略〉内記の持ちたる宣命を取らずして、堂上せられにけり。きはまりなき失礼なれども、立ち帰り取るべきにもあらず」(出典:徒然草(1331頃)一〇一)

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