果てし無い(読み)ハテシナイ

デジタル大辞泉 「果てし無い」の意味・読み・例文・類語

はてし‐な・い【果てし無い】

[形][文]はてしな・し[ク]限りがない。終わりがない。「―・い論争」「―・く広がる海」
[類語]広大無辺無辺際無際限無制限無限無量底無し底抜け限りない止め処ないエンドレス広い永遠永久とわ永世常しえ常しなえ恒久悠久悠遠長久経常不変常磐永劫永代久遠無限無窮不朽万代不易万世不易万古不易千古不易広やか広壮広漠広広広範広闊こうかつ開豁かいかつ空漠茫漠茫茫渺茫びょうぼう茫洋洋洋だだっ広い幅広はばびろワイド広角漠漠渺渺びょうびょう豁然かつぜん広域空闊くうかつ蒼茫浩浩広大無辺一望千里手広い

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精選版 日本国語大辞典 「果てし無い」の意味・読み・例文・類語

はてし‐な・い【果無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]はてしな・し 〘 形容詞ク活用 〙 時間的に、または、空間的に際限がない。限りがない。とめどもない。
    1. [初出の実例]「世の中はとてもかくてもおなじこと宮も藁屋もはてしなければ」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. 「何処まで送っても果てしないと云ふので」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一)

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