楽想(読み)がくそう(英語表記)musikalische Gedanken

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楽想
がくそう
musikalische Gedanken

音楽創造の過程において,作曲者の心に起る音楽的感興。単に漠然とした曲全体の雰囲気である場合もあり,またありありと旋律の部分あるいは全体が浮ぶ場合もある。その内容,長短,完結度は個人によって異なる。ベートーベンの場合は,まず主題的な断片が浮び,それを慎重に処理構成していったといわれ,またモーツァルトは,曲全体を聞くことができたという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

がく‐そう ‥サウ【楽想】

〘名〙 作曲者が楽曲に表わしたいと思う音楽上の主題やイメージ。楽曲の構想。〔音楽字典(1909)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

楽想の関連情報