榊山四郎太郎(読み)さかきやま しろたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「榊山四郎太郎」の解説

榊山四郎太郎(5代) さかきやま-しろたろう

?-? 江戸時代後期歌舞伎役者
4代榊山四郎太郎の養子。5代榊山小四郎の兄。松島松右衛門の門下寛政のはじめごろから大坂浜芝居に出演,寛政12年(1800)5代四郎太郎を襲名。文化-文政のころ京坂の中芝居に出演,座頭もつとめた。実事を得意とした。初名は松島国蔵。俳名扇子屋号大坂屋

榊山四郎太郎(4代) さかきやま-しろたろう

?-? 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。
3代榊山小四郎(2代榊山四郎太郎)の甥(おい)ともいわれる。はじめ大坂で色子(いろこ)をつとめ,明和4年(1767)京都で4代四郎太郎を襲名,若女方となる。その後,京坂の舞台に出演した。初名は榊山小太郎。別名に山下四郎太郎。

榊山四郎太郎(初代) さかきやま-しろたろう

榊山小四郎(さかきやま-こしろう)(2代)

榊山四郎太郎(2代) さかきやま-しろたろう

榊山小四郎(さかきやま-こしろう)(3代)

榊山四郎太郎(3代) さかきやま-しろたろう

榊山小四郎(さかきやま-こしろう)(4代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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