槃特が愚痴も文殊の知恵(読み)はんどくがぐちももんじゅのちえ

大辞林 第三版の解説

はんどくがぐちももんじゅのちえ【槃特が愚痴も文殊の知恵】

槃特の愚かさも文殊の知恵も相対的な差異でしかなく、悟りの立場からみれば同等であること。また、どちらも悟りに至れば同一であること。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

はんどく【槃特】 が 愚痴(ぐち)も文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)

仏の前には知者も愚者も同じで、愚者も修行すれば知者と同じように悟りを得るということ。槃特文殊も釈迦の弟子で、前者は愚者の、後者は知者の代表とされる。
※謡曲・卒都婆小町(1384頃)「提婆が悪も観音の慈悲、槃特が愚痴も文殊の智慧、悪といふも善なり、煩悩といふも菩提なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

統合型リゾート(IR)

Integrated Resortの略で、カジノや劇場、ホテルなどが一体となった施設。国会の超党派議員が提出したカジノ解禁法案はIRの整備を後押しする基本法案で、2014年に趣旨説明と質疑が行われたも...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android