槍踊(読み)ヤリオドリ

デジタル大辞泉 「槍踊」の意味・読み・例文・類語

やり‐おどり〔‐をどり〕【×槍踊(り)】

大名行列の槍振りの動作を舞踊化したもの。歌舞伎では、元禄期(1688~1704)に名女形水木辰之助が踊ったものが有名。

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精選版 日本国語大辞典 「槍踊」の意味・読み・例文・類語

やり‐おどり‥をどり【槍踊】

  1. 〘 名詞 〙 大名行列の槍持ち奴が槍を振る動作を舞踊化したもの。歌舞伎の所作事としては、奴姿で踊るものと、若衆または女姿で踊るものとあり、毛槍ほかに花槍も用いた。元祿の女形水木辰之助の若衆姿が名高い。また民俗芸能としても、各地で行なわれる。〔歌謡・松の葉(1703)〕
    1. 槍踊〈風流四方屏風〉
      槍踊〈風流四方屏風〉

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「槍踊」の解説

槍踊
〔河東〕
やりおどり

歌舞伎・浄瑠璃外題
初演
元禄8.11(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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