樋口富蔵(読み)ひぐち とみぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋口富蔵」の解説

樋口富蔵(初代) ひぐち-とみぞう

1766-1828 江戸時代後期の陶工
明和3年生まれ。諸国を遍歴して伊予(いよ)(愛媛県)に滞在中,文政3年土佐高知藩にまねかれて能茶山(のうさやま)焼の創業につくした。2代樋口富蔵は次男の利吉がつぎ,藩窯の石焼棟梁(とうりょう)となった。文政11年死去。63歳。肥前大村(長崎県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android