標準エンタルピー(読み)ヒョウジュンエンタルピー

化学辞典 第2版 「標準エンタルピー」の解説

標準エンタルピー
ヒョウジュンエンタルピー
standard enthalpy

記号Δ H 0.標準状態(1 atm,25 ℃)でのエンタルピー.系のおかれた状態のエンタルピーの絶対値を決めることは難しい.また,化学変化が起こり,系Aから系Bに変化をするとき,エンタルピー変化の絶対値を求めることもできない.そこで,標準状態にある単体物質のエンタルピーを0ときめ,標準状態にある任意の化合物1 mol のエンタルピーを単体物質からの生成熱から求め,これを標準生成エンタルピーとよび,Δ Hf0と表す.これを用いて,化学反応の反応系と生成系の標準状態のエンタルピー差として求める.単体とは,H2,O2,C(グラファイト),金属などを意味する.[別用語参照]標準生成熱,標準エントロピー

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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