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標準理論 ひょうじゅんりろん standard model

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知恵蔵2015の解説

標準理論

1970年代以降、素粒子物理学で広まった理論の枠組み。強い力を説明する量子色力学と、弱い力と電磁気力を統一するワインバーグ・サラム理論(電弱統一理論)を二本柱とする。これらは、ゲージ理論という共通の形式をもつ。物質を形づくる基本粒子としてクオークレプトン各6種の計12種、力を媒介する基本粒子として光子(フォトン)、ウイークボソン(W粒子、Z粒子)、グルーオンを考える。粒子に質量を与えるヒッグス粒子も想定。強い力と電弱の力との統一が未達成なこと、重力を同じ枠に組み入れていないことなど、不完全な点も多い。より大きい枠組みの理論をつくるため、標準理論のほころびを示す実験結果が待望されている。2003年以降、B中間子反B中間子の崩壊時にCP対称性の破れをみる実験(Bファクトリー)で、その破れ方から、ほころびがあるらしいとの見方も出ている。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ひょうじゅん‐りろん〔ヘウジユン‐〕【標準理論】

標準模型

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