デジタル大辞泉 「権利問題」の意味・読み・例文・類語 けんり‐もんだい【権利問題】 《〈ラテン〉quid juris》カント哲学の用語。認識が成り立つ事実を問題にするのではなく、認識が客観的に妥当しうることの根拠を問うことをいう。法律用語からの転用。→事実問題 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「権利問題」の意味・読み・例文・類語 けんり‐もんだい【権利問題】 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] quid juris の訳語 ) 哲学で、われわれの認識がなりたつ事実上の過程についてではなくて、それが客観的認識として妥当しうることの根拠について問題にすること。カントが「純粋理性批判」の中で法律用語から転用したもの。→事実問題 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例