横石藤七兵衛(読み)よこいし とうしちべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「横石藤七兵衛」の解説

横石藤七兵衛 よこいし-とうしちべえ

1713-1800 江戸時代中期-後期陶工
正徳(しょうとく)3年生まれ。横石左衛門(金久永弟子)の3代久七兵衛の次男。肥前平戸領(長崎県)内の陶窯木原山ではたらく。元文のころ肥後(熊本県)天草郡深江村で天草石(石英粗面岩)を発見,それを原料磁器をつくる。以来,木原焼の名がひろまった。寛政12年死去。88歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android