デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樹下茂国」の解説 樹下茂国 じゅげ-しげくに 1822-1884 幕末-明治時代の神職。文政5年生まれ。家は代々近江(おうみ)(滋賀県)日吉大社の祝(はふり)。尊攘(そんじょう)派として岩倉具視(ともみ)の命をうけて活動。慶応4年神祇(じんぎ)事務掛となる。神仏分離に際し,日吉大社の仏像,仏具などの焼却を先導し,職をとかれる。晩年は修史館につとめ,「皇親系図」の編修にかかわった。明治17年10月4日死去。63歳。号は耕雲。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例