橅帯(読み)ブナタイ

デジタル大辞泉 「橅帯」の意味・読み・例文・類語

ぶな‐たい【×橅帯】

植生帯の区分の一。落葉広葉樹林帯で、ブナカエデ類が優占し、秋には紅葉する。

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精選版 日本国語大辞典 「橅帯」の意味・読み・例文・類語

ぶな‐たい【橅帯】

  1. 〘 名詞 〙 温帯森林帯の一つ。日本では九州四国山地から東北、北海道西南部の低地までの広い地域に成立する。ブナ・ナラ・イタヤカエデ・トチケヤキなどの落葉広葉樹林からなるが、特に、ブナが多い。また、この森林帯の成立する範囲には針葉樹林も多く見られ、ふつうは、これらも含めていい、温帯林ともよぶ。

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