デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋口文蔵」の解説 橋口文蔵 はしぐち-ぶんぞう 1853-1903 明治時代の官僚。嘉永(かえい)6年6月1日生まれ。農商務省にはいり,明治16年北海道紋鼈(もんべつ)(伊達市)の製糖所長となり,北海道に製糖事業を定着させた。札幌農学校長,道庁第2部長などをへて29年台湾総督府台北県知事。また虻田(あぶた)郡留寿都(るすつ)牧場などで洋式農業を実践した。明治36年8月10日死去。51歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。マサチューセッツ農大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例