檀度(読み)だんど

精選版 日本国語大辞典 「檀度」の意味・読み・例文・類語

だん‐ど【檀度】

  1. 〘 名詞 〙 ( 檀は[梵語] dāna 檀那の略、度は[梵語] pāramitā の訳 ) 仏語菩薩修行である六波羅蜜一つで、布施波羅蜜のこと。布施を行なうこと。檀波羅蜜
    1. [初出の実例]「舟をおき、橋をわたすも、布施の檀度なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)菩提薩埵四摂法)
    2. [その他の文献]〔法苑珠林‐九六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android