檀波羅蜜(読み)ダンハラミツ

デジタル大辞泉 「檀波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

だん‐はらみつ【×檀波羅蜜】

《「だんばらみつ」とも。「檀」は布施の意》六波羅蜜の一。悟りを得るために、他人財宝真理を施す修行。布施波羅蜜。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「檀波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

だん‐はらみつ【檀波羅蜜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だんばらみつ」とも ) 仏語。六波羅蜜の一つ。さとりの彼岸に到るために、菩薩が財宝や善法などの施しの行を完成すること。檀度。布施波羅蜜。
    1. [初出の実例]「菩薩は世々に檀波羅蜜を行す」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐摂受章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android