コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

檜隈寺 ひのくまでら

1件 の用語解説(檜隈寺の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ひのくまでら【檜隈寺】

奈良県高市郡明日香村にあった寺院。渡来人東漢(やまとのあや)氏の氏寺とされる。文献では《日本書紀》朱鳥元年(686)条に〈百戸を封す〉とあるのが最初の記録である。発掘調査の結果,7世紀後半に金堂,西門が,7世紀末に講堂,塔が造られたことが判明した。このように寺の造営が2期に分かれるのは,当時の東漢氏の政治的消長を反映していると考えられる。中世には道興(どうこう)寺とも称されていたようで,永正10年(1513)の銘をもつ梵鐘が見つかっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の檜隈寺の言及

【檜隈】より

…明日香村立部の定林寺跡出土瓦は飛鳥時代のものである。また,東漢氏に属する有力氏族,坂上直の氏寺の可能性の大きい檜隈寺は,発掘調査により,西面する特異な伽藍配置をもつ白鳳期の寺院であることが判明した。檜隈地域の特色として,北端部に6世紀中葉に築造された梅山古墳(現在,欽明天皇陵に治定されている)を例外とすれば,天武・持統合葬陵(檜隈大内陵)を中心に,高松塚古墳,中尾山古墳,鬼の俎・厠,平田岩屋古墳,越岩屋山古墳,牽牛子塚(けごしづか)古墳,マルコ山古墳など,いずれも7世紀前半・中葉~8世紀初頭に築造された,終末期古墳が集中する事実があげられる。…

※「檜隈寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

檜隈寺の関連キーワード飛鳥川原寺雷丘坂田寺豊浦宮甘橿岡神奈備山さ檜の隈檜隈川真神原

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

檜隈寺の関連情報