デジタル大辞泉 「欲しい」の意味・読み・例文・類語 ほし・い【欲しい】 [形][文]ほ・し[シク]1 自分のものにしたい。手に入れたい。「果物が―・い」「返事が―・い」2 あることが望ましい。「政府の対応に柔軟さが―・い」3 (「…てほしい」の形で)そうしてもらいたい。「見せて―・い」「無事でいて―・い」[派生]ほしがる[動ラ五]ほしげ[形動]ほしさ[名] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「欲しい」の意味・読み・例文・類語 ほし・い【欲】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ほし 〘 形容詞シク活用 〙① 自分のものにしたい。手に入れたい。所有したい。[初出の実例]「山城の久世の若子が欲(ほし)といふわれあふさわに吾れを欲(ほし)といふ山城の久世」(出典:万葉集(8C後)一一・二三六二)② そうありたいと思うさま。望ましい。願わしい。[初出の実例]「あをによし 奈良を過ぎ 小楯 大和を過ぎ 我が 見が本斯(ホシ)国は 葛城高宮 我家(わぎへ)のあたり」(出典:古事記(712)下・歌謡)③ ( 「…てほしい」の形で用いて ) 他に自分の望むことを求める気持を表わす。そうしてもらいたい。[初出の実例]「生つきたる鼻を高ふしてほしひ」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)一)欲しいの派生語ほし‐が・る〘 他動詞 ラ行五(四) 〙欲しいの派生語ほし‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙欲しいの派生語ほし‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例