欺詐(読み)ギサ

デジタル大辞泉 「欺詐」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐さ【欺詐】

うそをつくこと。あざむくこと。
真理少なければ―多からざるを得ず」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「欺詐」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐さ【欺詐】

〘名〙
① あざむきだますこと。うそをつくこと。
菅家文草(900頃)四・懺悔会作「欺詐公私獄卒瞋」
万国公法(1868)〈西周訳〉二「况や欺詐要脅を口実とし結定せる約を拒み」 〔呂氏春秋情欲
詐欺をいう、盗人仲間の隠語。〔特殊語百科辞典(1931)〕
※真相実話‐昭和二四年(1949)九月号・盛り場猟奇をあばく特ダネ新聞記者座談会「最近特に殖えたのはギサ(詐欺)だよ」

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普及版 字通 「欺詐」の読み・字形・画数・意味

【欺詐】ぎさ

あざむきいつわる。〔戦国策、燕二〕齊の田單、騎劫(燕の将)を欺詐し、卒(つひ)に燕軍を敗り、復(ま)た七十を收めて、以て齊に復す。

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