歌の家(読み)ウタノイエ

精選版 日本国語大辞典 「歌の家」の意味・読み・例文・類語

うた【歌】 の 家(いえ)

  1. 代々歌人や歌学者を生み、歌道の伝統を受け継ぎ伝え、歌界の指導的役割を果たした家柄。鎌倉以後、藤原俊成・定家・為家の御子左家(みこひだりけ)子孫師範家となった為氏の二条家、為教の京極家、為相の冷泉家などをいう。うたどころ。
    1. [初出の実例]「歌の道も歌の家より失せむ事、力なき事にて侍り」(出典:野守鏡(1295)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む