歌舞の菩薩(読み)カブノボサツ

精選版 日本国語大辞典 「歌舞の菩薩」の意味・読み・例文・類語

かぶ【歌舞】 の 菩薩(ぼさつ)

  1. 極楽浄土で天楽を奏し、歌舞して、如来および往生を遂げた人々を賛嘆するといわれる菩薩。また、金剛界三七尊中、内四供の菩薩の中の歌・舞の二菩薩
    1. [初出の実例]「かの中将は極楽世界の歌舞の菩薩、正観音の化身也」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
  2. 舞姫、美人などの艷麗な人をさしていう。転じて、遊女、芸者などをもいう。
    1. [初出の実例]「仲の町歌舞の菩薩は後帯」(出典:雑俳・柳多留‐六五(1814))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む