歓会(読み)カンカイ

デジタル大辞泉 「歓会」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい〔クワンクワイ〕【歓会】

会ってよろこびを交わすこと。また、楽しい会合。
「今宵の―も中々に忘られぬ思寝の涙なるべし」〈樗牛滝口入道

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精選版 日本国語大辞典 「歓会」の意味・読み・例文・類語

かん‐かいクヮンクヮイ【歓会・款会】

  1. 〘 名詞 〙 会ってよろこびを交わすこと。楽しい会合。うちとけた交わり。
    1. [初出の実例]「翠帳紅閨、万事の礼法異なりといへども、舟の中浪の上、一生の歓会これ同じ〈大江以言〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

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普及版 字通 「歓会」の読み・字形・画数・意味

【歓会】かんかい(くわんくわい)

たのしくうちとけた集い。唐・杜甫〔王侍御に陪して同(とも)に東山の最高頂に登る~〕詩 人生會、豈に極まることらんや 霜露をして、人衣を霑(うるほ)さしむること無(なか)れ

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