デジタル大辞泉 「翠帳紅閨」の意味・読み・例文・類語 すいちょう‐こうけい〔スイチヤウ‐〕【×翠帳紅×閨】 翠帳を垂れ、紅色に飾った寝室。貴婦人のねや。「―に、枕が三つ」〈鏡花・日本橋〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「翠帳紅閨」の意味・読み・例文・類語 すいちょう‐こうけいスイチャウ‥【翠帳紅閨】 〘 名詞 〙 翠帳を垂れ、紅色に飾った寝室。貴婦人の寝室。[初出の実例]「翠帳紅閨 万事の礼法異なりといへども 舟の中浪の上 一生の歓会これ同じ〈大江以言〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)「跪いて細目に開けると、翠帳紅閨(スヰチャウコウケイ)に、枕が三つ」(出典:日本橋(1914)〈泉鏡花〉三六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「翠帳紅閨」の解説 翠帳紅閨 緑色の帳とばりを垂れ、紅色に飾った寝室。貴婦人の寝室をいう。 [使用例] 香の煙に巻かれたように、ひざまずいて細目に開けると、翠帳紅閨に、枕が三つ[泉鏡花*日本橋|1914] [解説] 「閨」は寝室のこと。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報