日本歴史地名大系 「正法寺岡新田」の解説 正法寺岡新田しようほうじおかしんでん 京都府:竹野郡網野町正法寺岡新田[現在地名]網野町字郷郷(ごう)集落の東方にある開墾水田。福田(ふくだ)川の水面から一〇〇メートルほど高い丘陵地帯にあるため、用水は郷と切畑(きりはた)の境付近の福田川上流から引水し、山腹に沿って四キロの水路を通す。開発は寛永―寛文(一六二四―七三)頃、郷村の松本九郎右衛門の単独事業で始められ、寛文八年九郎右衛門の死後、子の七郎右衛門が完成した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by