精選版 日本国語大辞典 「正笏」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しゃくシャウ‥【正笏】 〘 名詞 〙 笏を両手で正しく体の中央に持つこと。また転じて、礼儀正しいこと。威儀を正すこと。[初出の実例]「黄巻朱軸の経典を〈略〉庭上にかきすへさせしゃうしゃく一揖して奏聞有る」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「正笏」の読み・字形・画数・意味 【正笏】せいこつ 笏(しやく)を正しくもつ。容儀をただす。宋・欧陽脩〔相州昼錦堂記〕大事に臨み、大議を決するに至りては、紳(しん)を垂れ笏(こつ)を正し、聲色を動かさずして、天下を泰山の安きに措(お)く。字通「正」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報