正閏(読み)セイジュン

デジタル大辞泉 「正閏」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅん【正×閏】

平年閏年うるうどし
正しい系統とそうでない系統。「南北朝正閏論」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正閏」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅん【正閏】

〘名〙
① 平年と閏年(うるうどし)
② 正と閏。正位・正統とそうでないもの。また、それをあきらかにすること。
※常山文集(1718)二〇・梅里先生碑陰「微稗官小説、摭実闕疑、正閏皇統、是非人臣、輯成一家之言」 〔賈至‐虎牢関銘序〕

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普及版 字通 「正閏」の読み・字形・画数・意味

【正閏】せいじゆん

正統と非正統。〔資治通鑑、魏紀一〕(文帝、黄初二年)臣光曰く、~秦、書を焚(や)き、儒を坑にす。興り、學始めて五の(相)生・(相)を推し、秦を以て、閏位(じゆんゐ)にして木火のに在り、(は)にして王たらずと爲す。是(ここ)に於て、正閏の論興る。

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