デジタル大辞泉プラス 「武庫一寸」の解説 武庫一寸 兵庫県尼崎市で生産されるソラマメ。736年に来日したインドの僧が持ち込んで、行基上人に与えた豆を、武庫(むこ)村(現在の尼崎市)で育てさせたのが栽培の始まりとされる。生育がよく、粒の大きさが一寸(約3.3cm)ほどにもなったことからこの名がつき、昭和初期までは広く栽培されていた。その後栽培が減少したが、地域の伝統野菜として保存されている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報