武田司馬(読み)たけだ しば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田司馬」の解説

武田司馬 たけだ-しば

1797-1853 江戸時代後期の暦算家。
寛政9年生まれ。陸奥(むつ)仙台の人。天文暦学を秋保盛弁(あきう-もりなか)に,和算を松木清直にまなぶ。天保(てんぽう)13年の改暦の際,仙台藩主伊達慶邦(よしくに)の命により京都で土御門(つちみかど)家について新暦法をまなぶ。帰郷の際測量垂揺球一基をあたえられた。嘉永(かえい)6年9月4日死去。57歳。名は保勝。著作に「仙台北極高度考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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