精選版 日本国語大辞典 「歯切」の意味・読み・例文・類語
は‐ぎれ【歯切】
〘名〙
① 歯でかみきること。また、そのときの感じや音。
※俳諧・桜川(1674)夏一「歯きれもやあさくはおもふ蓮のはゐ〈正成〉」
※俳諧・珍重集(1678)「はきれのせぬつけかたは、かねむねにまはりてなんのやくにかたつべし」
は‐ぎり【歯切】
〘名〙
① はがみ。はぎしり。
※俳諧・崑山集(1651)一二「ちる音は木々のはきりか風の口〈元与〉」
② 「はぎりばん(歯切盤)」の略。〔電気工学ポケットブック(1928)〕
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