死命(読み)シメイ

デジタル大辞泉 「死命」の意味・読み・例文・類語

し‐めい【死命】

死ぬべきいのち
死ぬか生きるか。死ぬか生きるかの急所。「死命を決する」
[類語]生死せいし生死しょうじ死生死活生殺活殺生き死に

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「死命」の意味・読み・例文・類語

し‐めい【死命】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いのち。生命。また、死ぬべき命。〔管子‐権修〕
  3. 死ぬべき運命
    1. [初出の実例]「此時狐は許多の詐術を施し、〈略〉以て犬を欺きて遂に能く死命を免るること」(出典:牙氏初学須知(1875)〈田中耕造訳〉五上)
  4. 死と生。死ぬか生きるかの大事なところ。転じて、死にものぐるい。
    1. [初出の実例]「闘争は明かに第三段に展開して、死命を決する白熱化は」(出典:太陽のない街(1929)〈徳永直〉戦線)
    2. [その他の文献]〔水滸伝‐第一八回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「死命」の読み・字形・画数・意味

【死命】しめい

いのち。

字通「死」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android