殃禍(読み)オウカ

デジタル大辞泉 「殃禍」の意味・読み・例文・類語

おう‐か〔アウクワ〕【×殃禍】

わざわい。災難
あに水火を恐れ、―をはばからんや」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「殃禍」の意味・読み・例文・類語

おう‐かアウクヮ【殃禍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「殃」「禍」ともに、災いの意 ) 災い。災難。災禍
    1. [初出の実例]「不敬は、かへりて殃過をまねく」(出典:正法眼蔵(1231‐53)示庫院文)
    2. [その他の文献]〔荀子‐天論〕

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普及版 字通 「殃禍」の読み・字形・画数・意味

【殃禍】おうか(あうくわ)

わざわい。〔子、天論〕時を受くること治世と同じくして、而も殃は治世と異なり。以て天を怨むべからず。其の、然らしむるなり。

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