残存生物(読み)ざんぞんせいぶつ

精選版 日本国語大辞典 「残存生物」の意味・読み・例文・類語

ざんぞん‐せいぶつ【残存生物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 残存の生物。生物の分布の変遷などを知る標徴となる。
  3. ② 化石生物の形態や習性を現在まで保っている生物の総称。植物のメタセコイア、動物のシーラカンスなど。生きている化石、生きた化石ともいう。残存種。遺存種。レリック。

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関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の残存生物の言及

【生きている化石】より

…地質時代に全盛期を迎え,現在はその系統の末裔が,基本的な性質をあまり変えないまま,細々と生きている動植物の通称。広義の遺存種(残存生物)に含まれるが,ふつうレリックまたはレリクトと称されるものは,氷河時代に寒冷種が南下して分布していたのに,後氷期となって大勢は北上したにもかかわらず高地などに残存し,隔離分布の形をとるようになったグループを指すので,生きている化石の典型ではない。生きている化石の典型とは,例えば中生代以後のように,かなり長い年代を存続しているグループのことであり,したがって体制としてもより原始的な構造を多くとどめているのが特徴といえる。…

※「残存生物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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