残陽(読み)ザンヨウ

精選版 日本国語大辞典 「残陽」の意味・読み・例文・類語

ざん‐よう‥ヤウ【残陽】

  1. 〘 名詞 〙 沈もうとする日。入日。夕日。残照
    1. [初出の実例]「半畝家庭小、残陽気力微」(出典:菅家文草(900頃)二・柴扉)
    2. [その他の文献]〔羅隠詩‐衡陽泊木居士廟下作詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残陽」の読み・字形・画数・意味

【残陽】ざんよう(やう)

夕日。唐・白居易〔暮江吟〕詩 一の殘陽、水中に舖(し)き 江は瑟瑟(しつしつ)、江は紅なり

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