母ちゃん(読み)カアチャン

デジタル大辞泉 「母ちゃん」の意味・読み・例文・類語

かあ‐ちゃん【母ちゃん】

幼児などが母親を呼ぶ語。
仲間うち自分または他人の妻をいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「母ちゃん」の意味・読み・例文・類語

かあ‐ちゃん【母ちゃん】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちゃん」は接尾語 )
  2. 幼児などが、母親を呼ぶ語。子供に向かっておとなが、その子の立場に立って使う場合もある。
    1. [初出の実例]「母(カ)ァちゃん、最う午砲(どん)になるよ」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉一)
  3. 親しい仲間などの間で、妻をいう俗語
    1. [初出の実例]「うちのかあちゃんがゆんべも泣いておれのことを口説くんだ」(出典:プールサイド小景(1954)〈庄野潤三〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android