母儀(読み)ボギ

精選版 日本国語大辞典 「母儀」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐ぎ【母儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 母たるものの手本。母道の模範。〔後漢書‐皇后紀〕
  3. ははぎみ。ははご。母堂。
    1. [初出の実例]「堂に母儀います もって中天の月に逗留することなかれ〈慶滋保胤〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「母儀」の読み・字形・画数・意味

【母儀】ぼぎ

母としての儀範。〔後漢書、皇后上、光武郭皇后紀〕郭王家の女たりと雖も、禮を好み儉にして、母儀のり。

字通「母」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む