比翼ギセル(読み)ヒヨクギセル

精選版 日本国語大辞典 「比翼ギセル」の意味・読み・例文・類語

ひよく‐ギセル【比翼ギセル】

  1. 〘 名詞 〙 ( キセルは[カンボジア語] khsier )
  2. 雁首(がんくび)が一つで吸い口が二つに分かれていて、男女が同時に喫煙できるキセル。
  3. 一本のキセルで男女がむつまじくタバコをのむこと。
    1. [初出の実例]「これで一蓮托生と慰めつ又慰みに、ひよくぎせるの薄煙」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む